Vol. 14
 
第14話 消えた787系つばめ・後編
 
 ’92年夏に走り始めた787系つばめ、運転を開始してすぐにある週刊誌の取材で乗車させてもらいました。787系は外観の斬新さはもちろん、社内のカラーリングやデザインに至るまで感動の列車でした。出迎えてくれた公報の方、車掌さんそしてつばめレディーの皆様と楽しく話をしながらの取材でした。あれから約12年、新しいつばめが走り始めました。
 
 

 
 博多駅で出迎えてくれたつばめレディー
楽しい取材でした
 
鹿児島本線 博多駅
 
 
 
 きびしくもやさしい車掌さん。仕事を始めたばかりのつばめレディーに
取材中でも怒る時は怒り、良い対応にはちゃんと褒めて、
明るい車内を作り出していました

鹿児島本線 つばめ車内
 
 

 
とても列車内に見えない車内です。至る所斬新なデザインで
埋め尽くされていました。
 
鹿児島本線 つばめ車内

 

 
 九州新幹線開業で見られないなった西鹿児島行き
つばめの行き先表示
 
鹿児島本線 博多駅
 

 
第三セクターの肥薩おれんじ鉄道へと引き継がれた海岸線を
走る区間です。116.9Kmという長い鉄道になりました。
787系つばめが走る姿も過去のものになりました。
 
鹿児島本線 上田浦−肥後田浦
 
 
 

 
海岸線を行く787系つばめ。夕方の光がガンメタのボディーを
照らします。

鹿児島本線 肥後二見−上田浦

 
 
 


 
新緑と海が車窓に広がっています。
穏やかな海風の中を行く787系つばめも思い出の
風景になりました。
 
鹿児島本線 上田浦−肥後田浦