Vol.50

秋の篠ノ井線
篠ノ井線

  第42週 10月15日〜10月21日

 
  

善光寺平を見下ろして駆け抜ける特急しなの
        この写真はDVD「魅惑の鉄道風景 七曜週めくり」の映像から取り込みました
  
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 中央本線の中間点、塩尻から長野を結ぶのが篠ノ井線だ。名古屋からの特急列車が乗り入れて長野へと向かう、通称中央西線の延長線のような性格だ。
 峠を越えて善光寺平らとも呼ばれる長野平野に向かって列車は走ってゆく。
 
 
 篠ノ井線の見せ場はなんと言っても姥捨だろう。姥捨の駅は最近数の減ったスイッチバックの駅で、長野からの各駅停車はいったん引込み線に入り、バックして駅に停車。列車によっては渡り線を駆けて行く特急列車をやり過ごして、ゆっくりと走リはじめる。なんとものんびりした旅が楽しめる路線だ。
 また、姥捨駅の長野側では車窓いっぱいに平野や千曲川を見ることができる。秋の楽しみは澄んだ青空で遠くまで景色が見渡せ、赤く染まった林檎が列車を見送る。秋の信州を楽しめる路線だ。
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ワンポイントフィールドガイド: 篠ノ井線 姥捨−稲荷山
 
  
 A地点はTOP画像の撮影ポイント。姥捨駅から長野方面に10分ほど歩いた道路が撮影地だ。午後が順光で、バックに善光寺平が広がる。秋の季節には手前のリンゴ畑に赤い実が成っているのも入れることができる。B地点は駅近くの道路からの撮影。姥捨駅に進入してくる各駅停車やスイッチバックの渡り線と駆け抜けて行く特急列車を撮影する事ができる。
 
 
 
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実際に撮影に行かれる場合は、週刊週めくりメニュー下にある、ご注意を必ずお読みください
 

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