Vol.21

桜列車の旅
     樽見鉄道

  
 第14週 4月02日〜4月08日

  

木知原駅近くの桜を見て走るレールバス
        この写真はDVD「魅惑の鉄道風景 七曜週めくり」の映像から取り込みました
  
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 岐阜県の大垣から山に向かう樽見鉄道。この路線は深く桜に縁のある路線だ。
 日本各地の鉄道で、桜の美しい鉄道は多い。その中でも樽見鉄道は春に桜ダイヤを設定して、たくさんの観光客を集める。その目的は終点樽見駅近くにある淡墨(うすずみ)桜だ。樹齢が1500年とも言われるこの桜は齢を重ねた不思議な妖しさのある桜だ。
 しかし、樽見鉄道の桜はは淡墨桜だけではない。その沿線、駅の桜も実に多い。終点樽見に着くまで、春の車窓を存分に楽しむことが出来る。
 
 
 桜の多い樽見鉄道でも、特に桜並木が美しいのが、谷汲口駅。ホームに沿って、また敷地内にたくさんの桜がある。その隣の木知原駅にも桜並木がきれいな花を付ける。樽見鉄道が第3セクター鉄道として開業した頃、この並木は小さな苗木の状態だった。それもいつしか立派な木に成長して車窓を楽しませるようになった。ついこの間開業したばかりのような気がしていたが、時の流れの速さを感じさせられた。
 
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ワンポイントフィールドガイド:樽見鉄道 木知原駅 谷汲口駅
 
  
 A地点はTOP写真を撮影したポイント。駅裏の広場から桜並木をバックにレールバスや桜の臨時客車を撮影するポイント昼前から順光になるが、夕方の半逆光も桜が光って美しい。B地点は谷汲口駅付近。下り側の踏み切り付近から撮影すると、桜並木とカーブしたホーム、桜見物の乗客が良い雰囲気で撮れる。また、谷汲口駅は、各方向から撮影できて、一日居ても十分に楽しめる場所だ。
 
 
 
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実際に撮影に行かれる場合は、週刊週めくりメニュー下にある、ご注意を必ずお読みください
 

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